2014年10月06日
読書の秋 ~パリ左岸のピアノ工房~
また図書館で借りてきて、読んで面白かった本の紹介です。

パリ左岸のピアノ工房 T.E.カーハート 著
私は音楽的教養はまったくといっていいほどない人間なのですが、そんな人間にも、ピアノという楽器は特別なのだなぁと気づかせてくれる作品です。
荘厳ささえ漂わせる楽器であり、時に高級家具であり、さらには共に歳を重ねていく家族のような・・・。
ただ、パリの町並みの細かい描写があるのですが、残念ながらパリに行った事のない私には想像が難しいところもあって、もどかしかったりします。
好きな作家の一人である椎名誠さんが、「作家は旅をするべきだ」と、よく言っているのですが、小説をより楽しむ為には、読者も多くの経験をしている方がいいのだろうなぁ。
フランスの職人気質を垣間見る事もできて(著者はアメリカ人ですが・・・。だからこそ客観的にみれるのかも?)、フランス人のもの作りに興味がある人にもオススメかも知れません。
まったく関係ありませんが、今日は十三夜でした。

台風が空中の塵をすべて運び去ってくれたお陰か、驚くほど澄んだ空気の中、綺麗な月を見る事ができました。

パリ左岸のピアノ工房 T.E.カーハート 著
私は音楽的教養はまったくといっていいほどない人間なのですが、そんな人間にも、ピアノという楽器は特別なのだなぁと気づかせてくれる作品です。
荘厳ささえ漂わせる楽器であり、時に高級家具であり、さらには共に歳を重ねていく家族のような・・・。
ただ、パリの町並みの細かい描写があるのですが、残念ながらパリに行った事のない私には想像が難しいところもあって、もどかしかったりします。
好きな作家の一人である椎名誠さんが、「作家は旅をするべきだ」と、よく言っているのですが、小説をより楽しむ為には、読者も多くの経験をしている方がいいのだろうなぁ。
フランスの職人気質を垣間見る事もできて(著者はアメリカ人ですが・・・。だからこそ客観的にみれるのかも?)、フランス人のもの作りに興味がある人にもオススメかも知れません。
まったく関係ありませんが、今日は十三夜でした。

台風が空中の塵をすべて運び去ってくれたお陰か、驚くほど澄んだ空気の中、綺麗な月を見る事ができました。
Posted by mtda at 22:58│Comments(0)