2012年04月29日
ヤマメ.虹鱒のテンカラ⑫ リリースノススメ

春を通り越して、初夏の陽気でした。新しい中古の訳ありデジカメでの試し撮り。
もう、テレストリアルフライで楽しめそうです。
早朝に家を出て川へ向かう途中、五日市駅近くで何台もの消防車とすれ違いました。
あまりの台数に、「はて?今日は何処かで式典でもあるのかしらん」などと、
気楽に考えていたのですが、まさか、あんな事になっていたなんて・・。
釣りから帰ってきてから知ったのですが、前々回の釣行で行った養沢毛鉤専用釣場の管理事務所が、
不審火による火事でほぼ全焼状態になってしまったそうです。
その僅か1km下流の、秋川国際マス釣り場も同じく、不審火による火事で事務所の一部が焼けてしまったようです。
現在は放火との見方が強いようです。もし、放火であれば、2つの釣り場に恨みがあったのか、
どちらか一方だけに恨みがあったが、カモフラージュの為に近くの釣り場まで火をつけたのか、
どちらにしろG・W直前を狙った悪質な行為だと思います。
管理事務所がほぼ全焼の被害にあった、養沢毛鉤専用釣場ですが、
当日の朝、11時には仮説テントで通常通りの営業を行うタフさには尊敬します。
営業休止にしたら、犯人の思うつぼでしょうから。
負けないで続けて欲しいと思います。
話は変わって、こんな時になんですが4月28日当日の釣行記録をちょっとだけ。
ゴールデウィークの初日、
ここを逃すと大量の釣り人に攻められて、スレスレのツンデレ達ばかりになりそうなので、
上流であんな事が起きてたとも知らず、バイクでトコトコ行ってきました。


なんだかこの日は、サイズが安定していました。


もちろん小さいのも釣れますが、釣果の7割は15cm以上の見れるサイズ。
釣った時に、思わず苦笑してしまうようなカワイイのは少なかった。

彼は本日のヤマメの最大魚で、22cmちょっとくらい。良く引きました。なにより綺麗。
これは私の想像ですが、何時もは無邪気に毛鉤にアタックする小さい魚が少なかったのは、
釣り人による乱獲が原因じゃないかと思います。
エサ釣りでも毛鉤でも、小型の魚は警戒心がまだ少なくて比較的簡単に釣れてしまうので、
心無い釣り人は、サイズも関係なく持ち帰ってしまうのでしょう・・・。
釣った魚を食べるのが楽しみの人もいるでしょうから、「皆が」とは言えませんが、
「多くの人」がリリースを心掛ければ、

こんな、セミワイルドなレインボーが皆を楽しませてくれるのに!

この真っ赤な側線、レッドバンド(と勝手に命名)が美しい虹鱒が今回の最大魚。
ネットの長辺と同じくらいだったから、26cm位でした。
お前の故郷かも知れない所が、心無い人の被害にあってしまったよ・・。
みんな大きく育って、また楽しませて欲しいから、今回の釣果も全てリリース。
本日の釣果
(これまで、日々の釣果を綴っていましたが、煽りになってしまうといけないので、今回から自分の記憶の中で済ませときます。)
2012年04月23日
ヤマメ.虹鱒のテンカラ⑪ 久しぶりにドライで遊ぶ

釣り場には緑があった方が良いですね。
小雨振る中、釣りに行ってきました。
自転車通勤の嫁(とゆうより同居人)を車で会社まで送って、
釣りに行く事への文句を言えなくしてから行っちゃうのだった。

たまには車で行ってしまう。ガソリンが高いからイヤなのですが。
釣り場到着、釣り開始は9時30分頃。

桜が満開でしばし見物する。今回の釣りはゆっくりが目標なので、家で淹れた(インスタント)コーヒーで一息。
1つのポイントを、毛鉤の流す場所、立ち位置を変えて丁寧に探って、
2つ目のポイントで、パシャ!っと出ました

管理釣り場以外で、今期初のドライでの一匹目は、小さくてネットからするりと抜けて逃げていった(汗)
その後、慎重さをかいたキャストで良いポイントを潰したあとは、落ち込みと落ち込みの間の落ち込み尻?
(プールじゃないし、淵でもないし、瀬尻とのいえないような表現に困るところなので)で出たのが、冒頭の彼

次も、たしかなんの変哲もないような所から、

18cmくらいのちょっと嬉しい型。

桜を至近距離からじっくり眺める余裕もできました。ゆっくり行こう、ビスタリビスタリ

その後・・・

だんだんと・・・

サイズを・・・

落として・・・

行って・・・

・・・・。
良い時間になったので、お昼休憩。雨も強~くなって来た。

右の怪しい物体は、洗車用の拭き取りセームが入っていた入れ物を流用したバナナケース。
バナナ食べた後はゴミ入れになります。釣り場で拾ったタバコの空き箱も、クシャっとして突っ込む。ゴミ多いよ。
休憩が終わったら再び川に立つ。
しかし、雨が強くなって気温が下がったからか、しばらく沈黙の時間を過ごす。
ここまで愛用した自作の毛鉤が壊れたので、フライフィッシャーsiroyamasakura氏から貰った、パラシュートフライでっ

やっと出た、ツ抜けの一匹。
目がクリックリでやたらに可愛いけど、しっかり18cm近くあった。
ここで時間は1時ちょっと過ぎ。
この辺でやめときゃいいのに、欲を出してやるからコノ後、微妙な気持ちになる事に。
ずんずん釣りあがっていきながら、出るけどノらないを繰り返し、
いつもの脱渓点までいった所で、良いサイズのヤマメを視認。「ココで最後だな」っと決めてキャスト。
目標のポイントに大きく届かず、見えていたヤマメのわずか後方に毛鉤が着水。
狙ったヤマメは振り返りながら水面の毛鉤に襲い掛かる。
バシャっっと派手な音をたてて毛鉤を飲み込んだヤマメは、
20cm位ですが、本日で一番大きいヤマメ。

喜んだのもつかの間、良く見ると毛鉤をガップリ飲み込まれていた。
さらに刺さりどころが悪かったのか、結構出血してしまっていた

バーブレスなので、フォーセップがあれば外せたかも知れませんが、
不甲斐無い事に、解禁直後に川でなくしてから、まだ新たに買っていなかったのです。
木の枝で外す事も考えましたが、暴れて大人しくしていないので、
しかたなくギリギリの所でハリスをカットしてリリース。自然に外れてくれ。と願う。
リリースしてから思ったのですが、あのままでもし死んでしまうのなら、
持ってかえって美味しく頂いた方が良かったのかもしれません。
放射性物質は勿論気になりますが、このままだとリリースしても死んでしまうかも知れないけど、
「セシウムが怖くて食べられません」じゃ、あまりにも人間の身勝手かと思うのです。
基本的にキャッチ&リリースの姿勢は守って行きますが、
最後の手段として、弱った魚を野締めをして、
家に持ち帰れる装備を持ち物に追加しようかと考えはじめてます。
本日の釣果:山女11匹
2012年トータル:山女 40匹 虹鱒 3匹 外道 6匹
2012年04月17日
ヤマニジてんから番外編 養沢釣行 後編
と、前回の続きでござい。
俗物根性丸出しで釣りあがり、50匹を達成した所でようやく一息。この時点で午後の3時。
同行したshiroyamasakuraさんも、
30匹以上、40匹近くの釣果を上げていたようです。
この日養沢に居たほとんどのフライマンが、淵やトロ場でのルースニングやアウトリガーで釣りをしていました。
彼はドライとウェットの釣りに拘っていて、ルースニングをしてないのにコノ釣果は流石です。
フライ歴2年だそうですが、
当日養沢に居たフライマンの中でトップクラスの腕だったのではないかと私は勝手に思っています。
格好はビシッと決まってても、自然河川では通用しない様な釣り方の人が多かったですから。
話を戻して、その後は尺超えの虹鱒も釣れました。

予定の終了時間をオーバーして、ようやく納竿。
ここでもガツガツしすぎました
管理事ム所でshiroyamasakuraさんと合流。
なんと、彼も標識ヤマメ釣っていました

並べて記念撮影
そんなこんなで早朝から日没間際まで、しっかり楽しんだ養沢釣行。
釣果は50匹目辺りから正確ではないのですが、70匹以上、80匹未満です。
こんな、ひたすらに数を求める俗っぽい釣りは今回限り。
次は、魚のいそうな場所を丁寧に流して出た一匹。に価値を求めたいと思います。
とにかく、お昼にshiroyamasakuraさんの淹れてくれた引き立て珈琲が美味しかった。
shiroyamasakuraさん、ごちそう様でした。また一緒に行きましょう。
あ、そうそう今回養沢での一番の大物が残っていました・・・。

デンッ お腹でっぷり良型のウグイです。
ちゃんちゃん。
俗物根性丸出しで釣りあがり、50匹を達成した所でようやく一息。この時点で午後の3時。
同行したshiroyamasakuraさんも、
30匹以上、40匹近くの釣果を上げていたようです。
この日養沢に居たほとんどのフライマンが、淵やトロ場でのルースニングやアウトリガーで釣りをしていました。
彼はドライとウェットの釣りに拘っていて、ルースニングをしてないのにコノ釣果は流石です。
フライ歴2年だそうですが、
当日養沢に居たフライマンの中でトップクラスの腕だったのではないかと私は勝手に思っています。
格好はビシッと決まってても、自然河川では通用しない様な釣り方の人が多かったですから。
話を戻して、その後は尺超えの虹鱒も釣れました。

予定の終了時間をオーバーして、ようやく納竿。
ここでもガツガツしすぎました

管理事ム所でshiroyamasakuraさんと合流。
なんと、彼も標識ヤマメ釣っていました


並べて記念撮影

そんなこんなで早朝から日没間際まで、しっかり楽しんだ養沢釣行。
釣果は50匹目辺りから正確ではないのですが、70匹以上、80匹未満です。
こんな、ひたすらに数を求める俗っぽい釣りは今回限り。
次は、魚のいそうな場所を丁寧に流して出た一匹。に価値を求めたいと思います。
とにかく、お昼にshiroyamasakuraさんの淹れてくれた引き立て珈琲が美味しかった。
shiroyamasakuraさん、ごちそう様でした。また一緒に行きましょう。
あ、そうそう今回養沢での一番の大物が残っていました・・・。

デンッ お腹でっぷり良型のウグイです。
ちゃんちゃん。
2012年04月16日
ヤマニジてんから番外編 養沢釣行 前編
4月の活性の良い時期を狙って、養沢毛鉤専用釣場に行って来ました。

桜が見ごろでした。当日は一日中暖かくて、次々と開花したようで、帰りにはもっと綺麗だった!
皆さん考える事は同じ様で、家に帰ってから養沢のブログを見たら、
午後の更新の段階で、入場者の数は93名だったようです(笑)
釣行日の前日が、一日中雨だった為もあるかも知れません。
淵、トロ場等の、魚が溜まっているポイントごとに人が居るような状態で、
上流を見上げれば、釣り人が4、5人は視界に入ります
今回は、a little riseのsiroyamasakuraさんと
「お花見がてら、まったり釣りをしよう」とゆう事で一緒に行って来ました。
実際は全然「まったり釣行」にならなかったのですが・・・
前述した入場者の数も関係ありますが、
なにより今日は標識ヤマメを狙ったからです。
数の限られている標識ヤマメを釣る為には、とにかく数を出す事。
と決めて、ヘタな鉄砲数打ちゃ当たる方式で手段は選ばず、とにかく釣りまくる事に決めて川へ。
手段は選ばずと言っても、ミャク釣りはしない、ウキは使わない、エッグ禁止のポリシーは崩しません。
あくまで、毛鉤釣りらしさにこだわって釣りをしました。
「テンカラ釣り」らしさではなく、あえて「毛鉤釣り」らしさとしたのは、
18番位の小型のニンフなんてのも使っているので、
テンカラ原理主義過激派なんて人が居たら、お前のはテンカラじゃねぇ!
なんて言われそうなので(笑)
ま、とにかく数を出す為に、テンカラの本領発揮して手返し良く打ちまくる。

養沢毛鉤専用釣場は管理釣場ですが、定期的に魚を放流しているのと、
入渓点が整備されている以外は、自然渓流をそのままの釣場なので、
当然、ヤマメも自然繁殖もしていて、こんな綺麗なヤマメも釣れちゃいます。
もっと広くキャッチ&リリースが浸透すれば、自然河川でも良型のヒレピン山女が沢山釣れるんでしょうね。

パーマークの残る幼い虹鱒。
虹鱒も自然繁殖しています。これってスゴイ事ですよね?
日本では北海道と東北の一部の河川でしか自然繁殖できないものだと思っていましたから。
釣って返してを繰り返し、遂に26匹目にして・・・

出たっ! 標識ヤマメ
これで今日の目的は達成したのですが、今の自分は養沢でいったい何匹釣れるのだろうか?
とゆう疑問があったので、50匹を達成するまでは、本気モードで釣りあがる事に。
同行した、siroyamasakuraさんがドライで好調だった瀬のポイントが続いたので、
ドライフライに変更し、久しぶりのドライフライの釣りに途中苦戦するも、
午後3時ピッタリになんとか50匹を達成

太いナイロンラインをエクステンドボディにしたオリジナルフライで
疲れたからここらで一旦おしまい。後編へ続く。

桜が見ごろでした。当日は一日中暖かくて、次々と開花したようで、帰りにはもっと綺麗だった!
皆さん考える事は同じ様で、家に帰ってから養沢のブログを見たら、
午後の更新の段階で、入場者の数は93名だったようです(笑)
釣行日の前日が、一日中雨だった為もあるかも知れません。
淵、トロ場等の、魚が溜まっているポイントごとに人が居るような状態で、
上流を見上げれば、釣り人が4、5人は視界に入ります

今回は、a little riseのsiroyamasakuraさんと
「お花見がてら、まったり釣りをしよう」とゆう事で一緒に行って来ました。
実際は全然「まったり釣行」にならなかったのですが・・・

前述した入場者の数も関係ありますが、
なにより今日は標識ヤマメを狙ったからです。
数の限られている標識ヤマメを釣る為には、とにかく数を出す事。
と決めて、ヘタな鉄砲数打ちゃ当たる方式で手段は選ばず、とにかく釣りまくる事に決めて川へ。
手段は選ばずと言っても、ミャク釣りはしない、ウキは使わない、エッグ禁止のポリシーは崩しません。
あくまで、毛鉤釣りらしさにこだわって釣りをしました。
「テンカラ釣り」らしさではなく、あえて「毛鉤釣り」らしさとしたのは、
18番位の小型のニンフなんてのも使っているので、
テンカラ原理主義過激派なんて人が居たら、お前のはテンカラじゃねぇ!
なんて言われそうなので(笑)
ま、とにかく数を出す為に、テンカラの本領発揮して手返し良く打ちまくる。

養沢毛鉤専用釣場は管理釣場ですが、定期的に魚を放流しているのと、
入渓点が整備されている以外は、自然渓流をそのままの釣場なので、
当然、ヤマメも自然繁殖もしていて、こんな綺麗なヤマメも釣れちゃいます。
もっと広くキャッチ&リリースが浸透すれば、自然河川でも良型のヒレピン山女が沢山釣れるんでしょうね。

パーマークの残る幼い虹鱒。
虹鱒も自然繁殖しています。これってスゴイ事ですよね?
日本では北海道と東北の一部の河川でしか自然繁殖できないものだと思っていましたから。
釣って返してを繰り返し、遂に26匹目にして・・・

出たっ! 標識ヤマメ

これで今日の目的は達成したのですが、今の自分は養沢でいったい何匹釣れるのだろうか?
とゆう疑問があったので、50匹を達成するまでは、本気モードで釣りあがる事に。
同行した、siroyamasakuraさんがドライで好調だった瀬のポイントが続いたので、
ドライフライに変更し、久しぶりのドライフライの釣りに途中苦戦するも、
午後3時ピッタリになんとか50匹を達成


太いナイロンラインをエクステンドボディにしたオリジナルフライで
疲れたからここらで一旦おしまい。後編へ続く。
2012年04月05日
ヤマメ.虹鱒のテンカラ⑩ 8寸ヤマメ

ガオっ。
っと、ヤマメのテンカラ釣りに行ってきました。
え?ぜんぜん「ヤマベのテンカラ」になってないですと?
まぁまぁ、せっかく年券を買ったので、シーズン中くらいは、「ヤマメのテンカラ」で許して下さい。
休みだったので遅めに家を出て、釣り場には7時ちょっと過ぎくらいに到着。
活性が上がるのは、気温が上がって虫のハッチがある10時頃とは知ってはいるけど、
家でジっとしてはいられない(笑
結果、朝一の時間は釣れませんでしたけど。
朝の時間帯に、一匹だけ乗ったけどすぐにバラす。
針先をチェックしたら、爪に引っかからないくらいに見事に丸まっていて、後悔&反省する。
一瞬見えただったけど、魚のサイズは20cmくらいありそうだった。
針先は魚との唯一の接点。チェックを怠ってはダメですね

ひたすらに釣り上がるも、なんとこの沢ではボウズ・・・。

出たサイズ、見えるサイズは大きい所でした。
先に先行者が見えたので、場所を移動することに。
移動先で・・・

なんとか最初の一匹。小さいけれど、一匹目なので写真に納まっていただきました。
良く見ると、背中の黒い斑点がすごく多いヤマメですね。

また小さいの。今度からコレくらいのサイズは記録として写真を撮るだけで、
写りは気にせず、すぐにリリースする事にしようと思います。

その後ようやく16cm~17cmくらいの見れるサイズ。
そして・・・。

今シーズン初にして、秋川自己記録タイになる、8寸ヤマメ!
正確にはギリギリ8寸でしょうか


黒い魚体と、ワイルドな顔つきに惚れ惚れしました。
「ありがとう」、「撮影に手間取ってスマナカッタ」と言ってリリースする。
彼は、上から垂れ下がっている木が邪魔で、
皆が敬遠するようなポイントから出ました。しかも手前にある岩越しにヒットしたので、掛けてから強引に引っこ抜き。
テンカラ釣り特有の、太めなハリスだからこそ獲れた一匹だと思います。
この沢の主(若旦那くらいかな?)を釣ってしまったのかこの後、強風が吹き続き、アタリも遠のいたので、納竿としました。
来週は交通安全週間なので、遠くまで行くヤマメ釣りは控えて、
久しぶりに自転車で、近所の川までひょいっとヤマベを釣りに行こうかと思ってます。
今回の釣果: 山女 5匹
2012年トータル:山女 29匹 虹鱒 3匹 外道 6匹
2012年04月03日
ヤマメ.虹鱒のテンカラ⑨ 里川に遅い春がキタ

【フキノトウと山女】
いつもの秋川釣行。
今回は、午前中に野暮用があったので、野暮ったく済ませてから釣りに行って来ました。
河原に着いたのは、日も高く上がった11時45分。
真冬のようだった3月が終わり、4月に入ってようやく、ポカポカとした日差しの暖かさが感じられるようになりました。
しかし、昨日今日と風が強い!吹く風はまだまだ冷たくて首元から冷やされます。
水中で生活しているので、お外の風なんか関係ない(のかな?)お魚さん達は、
暖かくなって孵化し始めた虫さん達(幼児向けの絵本か)を追ってか、活性高し!
深場から徐々に移動し始めたようです。



同じ川で釣れた山女でも、パーマークの大きいから小さいの。側線が綺麗な赤みを帯びているのや、
パーマークが、バカボンに出てくる保安官の目みたいに、くっ付いてるのがいたりと個性的です。
私には専門的な知識はありませんが、一つ言えるのはどの山女も美しい渓流の宝石で、粗末に扱うなんて事は出来ません。
(余談ですが、編み込みネットは魚体がよく引っかかるので、リリースネットを早急に用意しようと思ってます)

そしてトップの彼。たまたま釣った場所の近くに「ふきのとう」があったので、いっしょに。
魚を持ってズルズル移動した訳じゃないので念のため。
写真を撮って家で調べるまで、この植物が「ふきのとう」だは知りませんでした。
たまたま、緑が欲しいな。と思って手近な植物と一緒に撮った写真が、
偶然にも、春を感じさせる写真となりました。

こんなチビも2匹釣れたけど、写真撮影もそこそこにリリース。
バーブレスなので、ハリを持った手を反して魚からハリを外して、魚体に触れずに逃がしました。
ヘラブナ方式ですね。
山女が6匹ほど釣れて、「今日は、もしやツ抜け出来るのでは?」と思い、欲を出し始めてから調子を崩す(笑)
キャスト決まらず、アワセ決まらずで時間が経ち、「とにかくあと一匹釣って帰ろう」と決めた所で出たのが・・。

マブナみたいな体高に育った、セミワイルドレインボー!
普通、虹鱒の居るはずがない所だったので、掛けた瞬間「尺ヤマメキタ!」と思いました

しかし、上流にダッシュして首振りジャンプ!
・・・・ん?ジャンプ?
引き寄せてみると、25cmほどですが逞しい幅広の虹鱒でした。
元気な虹鱒の引きで、虹ファンは十分満足したので、これにて納竿。
サビも取れ、綺麗な体色に戻った魚達に、春を感じる釣行となりました。
今回の釣果: 山女 6匹 虹鱒 1匹
2012年トータル:山女 24匹 虹鱒 3匹 外道 6匹
(実は3月29日に仕事前釣りにいっていて、そこで、山女1匹、外道1匹 釣ってました)