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Posted by naturum at

2014年09月26日

今年最後の渓流釣り

あぁ、気がつけば禁漁期間突入まぢか。

今年はテンカラより、ボルダリングの方が多い春~夏でした。
クライミングのベストシーズンは、空気が乾燥し、岩も乾燥してフリクションの良い冬ですが、夏もサボらず?登っていたおかげでちょっとは強くなったような気がします。

でもでも、渓流釣りは時期限定の遊び。

禁漁になる前に欲を出して行ってきました。



場所は長野県の渓。

なぜに長野県にしたかと言うと、ついでに近くのボルダリングエリアで、ボルダリングでも一緒に楽しもうという魂胆です。

・・・すでに釣欲だけが原動力では動けなくなってきました(苦笑)

あと、花崗岩の間を流れる、清冽な水を湛えた渓流が最近のお気に入りです。


水の透明度が高く、イワナはタイトに障害物に着いていて、他の渓流より難易度が高く感じますが。

と、ウキウキと出掛けたのですが、釣りの方はもう秋モードにシフトしてしまったのかイマイチ。
ドライでは反応が悪く、小さいのが一匹出たのみ。


花崗岩の岩魚

ガマンの釣りは好きではないので、とっとと諦めてこちらもボルダリングにシフト。


自身の未知のグレードである2段へチャレンジしました。

それにしてもクライマーの背筋ってのは異常発達してますな(モデルは私ではありません)
要所要所のムーブを確認して、一発目の繋げトライで、2級課題へのリンク部分まで行けて自分でもビックリ。

これは手ごたえありって事で、今年中には2段をいっておき鯛です。

二日間登って、十分満足したので帰路へ。
途中の埼玉県某河川源流で、欲を出して竿を出したところ、今期初で最後となる秩父イワナを釣り上げました。

やっぱり良いな、秩父イワナ。

訳あって「思い立ったらGO!」いうようなホームでの気軽な釣りがしずらくなってきたので、来年は埼玉方面へ出掛けるのも悪くないかなと思い始めてます。

先行されると絶望的という、渓流釣りそのものが時に煩わしく思うことさえありますが・・・。

まぁ、来年も自由にふらっと出掛けては竿を振りたいと思いますです。
  

Posted by mtda at 21:09Comments(0)

2014年09月17日

魔魚狩り


いきなりですが、図書館にはとても助けられています。

この本が本屋の棚に並んでいるのを見ても、興味は引かれるものの手には取らなかったでしょう。
同じ買うのなら、私もこういう小難しい本よりも、「こうすればもっと釣れる!」「大きい魚が釣れる!」のほうがそりゃあ好きですから・・・。

しかし、あまり興味のない分野の本も、気軽に借りる事ができるのが図書館の強みと思います。

いちおうは市民税を収めているので共同購入みたいなものになるのでしょうけど、そこはちゃんと利用したいですね。
で、この「魔魚狩り」ですが、バス釣りはもちろん、川や渓流釣り、海釣りの人も釣りをしない人にも読んで欲しい内容でした。

水口憲哉氏著、フライの雑誌社出版。

本のレビューというのはどう書いてわからないので得意ではないのですが、自分が気に入った所を少し紹介します。

その章のタイトルは、「メダカ、トキ、ブラックバス、そして純血主義」となっていて、アイキャッチとして「ブラックバス排斥論者に、純血主義、国粋主義、民族主義などの片鱗が見られ、おかしくなると同時に背筋が寒くなってくる」とあります。

内容の一部を抜粋すると、

中本さんは、数年前に世田谷区を流れる野川にメダカがいることに気づき、昨年夏より飼育、調査と強い関心をもつようになり、その増殖をも考えはじめたら、メダカが「レッドデータ・ブック」にも登場し脚光を浴びるようになった。
そこで、中本さんは世田谷区役所へメダカの保護を要請した。

中略

アイソザイムやミトコンドリアDNAについての分析結果は、野川のメダカは西日本型であり、東日本型ではなかったというものであった。
その挙句に、野川のメダカは、「世田谷弁を話すメダカではなく関西弁だった」ということになり、人々をシラケさせ、野川のメダカは強い関心をもたれることもなくそのまま放置されることになった。

そこに中本さんが保護を申し出ても、そういうことだからと区は動こうとはしなかったようである。

引用お終い。

と、なんとも日本的なお話です。

これ、世田谷区の野川のメダカではなくとも、日本全国どの川のどの魚にもありそうな話ですよね。

繰り返しになりますが、「メダカ、トキ、ブラックバス、そして純血主義」となっていて、アイキャッチとして「ブラックバス排斥論者に、純血主義、国粋主義、民族主義などの片鱗が見られ、おかしくなると同時に背筋が寒くなってくる」というフレーズはなにもブラックバスに限らず、渓流釣りの分野でも同じような事を見かけます。

このイワナ・ヤマメは本来この水系にいるべき種類ではないから、普段はC&Rをしているけど、こいつはリリースしない(殺処分)する。

う~ん、そんな個人的な活動でどうにかなるものなのでしょうか・・・。


一人のヒネクレモノの戯言としてスルーして欲しいのですが、釣りほど下種な遊びもないような気がします。
人を出し抜こうとし、人がいい思いをしていたら妬み(個人差があるかも?)、自分がいい思いをしたら自慢する。

そしてなにより、罪のない魚や餌になる生物を、自分の道楽の為だけに傷つける。

それでも、

1.知っていてやっている

2.知らないでやっている

3.知ろうともしないでやっている

この中では、「知ろうともしないでやっている」が、一番罪が重いと思っています。

だから、たまにはこうゆう本も読みます。


  

Posted by mtda at 22:10Comments(0)雑記帳

2014年09月09日

2014日米友好祭

入場後わずか30分でゲリラ豪雨に見舞われたわけですが・・・。



入る人帰る人。
福生がにぎやかになる日は、一年でこの日が一番でしょうか。






豪快なBBQにテンガロンハット。
日本人の思う、アメリカ人の漫画的に間違ったイメージをわざわざ演じてくれているのでしょう。
その心意気に感謝。


えっ、オスプレイの写真?ありませんよ。
きっと、良い写真が各ブログに転がっていると思うのでそちらを見てください。

そのかわり、米軍仕様のカッコイイ軽トラの写真をどうぞ。


所さんの世田谷ベースももちろんカッコイイのですが、本物はえてしてこんな地味~なもんです。

でも、デカールがいいよね。





靴下とTシャツの色を合わせたんですか。社長、お洒落ですネ。

  

Posted by mtda at 21:49Comments(1)雑記帳

2014年09月02日

もうすぐ禁漁

気が付けば渓流釣りの禁漁期入りまで一ヶ月を切りました。

今年は大雪から始まり、大雨、台風と天候が荒れ、満足に釣りができなかった人も多そうですね。

私も今年は釣りに行く回数が少なかったのですが、以前より禁漁期間が差し迫った事による「焦り」がありません。

それはたぶん、もう一つの趣味であるフリークライミングの方が充実しているからではないかと思っています。

フリークライミングというと、ロープも何も身に着けないから「落ちたら死ぬクライミング」的なイメージを持っている人が居るかもしれませんが、フリークライミングの「フリー」というのは、安全装備も何もつけない事の「フリー」ではないんです。



もともと、一見、生身の人間の力だけでは登れそうにない岸壁に、人工的に手がかり(ホールド)足がかり(スタンス)を作って登っていた、昔のロッククライミングは、岩を削り、人工物を埋め込み、それを残置してしまう事もありました。

その、人工的に作られた手がかり足がかりで穴だらけになった岸壁を見て、「もっと自然に対してフェアに、クリーンに登ろう」とアメリカのヒッピー的なクライマーが言い、実践していったのが始まり。


と、ざっくり言うとこんな感じらしいのです。

多くのものを(直接的には)傷つけない遊びというのが、気持ちに心地よくて今まで続いています。
まぁ、あくまで直接的にはですが・・・。

アプローチでは草木を踏み潰し、ホールドやスタンスになりそうな所に苔が生えていたら掃除をして取り除いてしまうわけで・・。
そこまで言っちゃうと、登山も何もそうなっちゃいますけど。



多く釣りに行き、多くの魚を釣り上げてブログ記事をアップしている人気ブロガーは沢山いますが、多くの魚を掛けているぶん、刺さりどころが悪くて血だらけになった魚や、使っている針に対して小さい魚が釣れてしまい、針先が目の近くを貫通してしまっている魚も当然いると思うのですが、不思議にそういう魚をブログの写真に使ったり、記事中に書いたりしませんよね。

なんだかズルいような。

それでも、釣りの誘惑には抗うことはできずに、たまには行ってしまうでしょうけど・・・。
いや~、我ながら矛盾してます。


  

Posted by mtda at 07:02Comments(0)雑記帳