チェストバッグを考える

mtda

2014年08月20日 07:11

トレッキングやハイキングで、すぐに取り出したい地図や行動食を入れておくのに便利なチェストバッグ(フロントバッグ)
そんなチェストバッグを釣りに使っている人はけっこう居るのではないでしょうか。

色々と必要な小物の多い釣りで、かつ、フィッシングベストを着たくない人にチェストバッグはとても便利なのですが、一般的なバックパックのショルダーハーネスに取り付けるタイプはバックパックを背中から降ろすときに、

1.まずチェストバッグを固定しているバックルを外す。

2.バックパックのチェストハーネスを外す。

3.バックパックにヒップベルトがある人は、それも外す。

という、この三つもの動作が必要になって煩わしい事この上なし!な状況になってしまいます。

普通のトレッキングなら頻繁にバックパックを肩から下ろす事もないので、上記の動作もそんなに気になりませんが、渓流釣りとなると竿を仕舞って遡行に専念しないといけない場合がよくあります。
その度に一々上記の3ステップを踏むのはあまりにも面倒!なので、色々と考えてウエストバッグをチェストバッグの代わりにしてみる事にしました。

使ったのはカレ。

グラナイトギア ヒップウィング 容量 1.4L 重量 100g

210Dのナイロンで、岩角に擦れることが多い遡行でも強度的に問題なさそうです。

この製品を選んだ最大の理由が、バックルの位置。
一般的なバッグの真後ろではなく、バッグの端っこ直ぐにバックル付いている事で、肩がけして胸の前に持ってきた状態でバックパックを背負っても、背中にバックルが当たりません。これは重要。

さらに少々変更を加えてます。
それは、ファスナーの持ち手をオスプレーのわっかになっているヤツに変更しました。
自画自賛ですが、この変更はイイ!
竿を握ったままでも、小指がわっかに引っ掛けられるので、手が塞がっていてもスムーズに開閉できます。

容量はこんな感じ。

入れている物

・毛鉤ケース×1
・ハリス×2
・仕掛け巻き×3
・フォーセップ代わりのピンセット×1
・フロータント×1
・ハサミ×1

現在、以上の物を入れた状態で実際にフィールドで使っています。
ギチギチですが、過不足なしという感じ。

元来、道具立てがシンプルなテンカラなので、これで十分釣りができます。

このウエストバッグ、めっちゃ捗ります。
バックパックを下ろす時も、チェストハーネスを取るだけ(日帰り程度の容量だったらヒップハーネスは使ってません)。
しかも、バックパックを下ろしても、ウエストバッグは胸の前に残っているので、そのままヒョイっと釣りが出来ます。

いやーこれはイイ。きっと真似したくなりますよ~。




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