奥の奥の沢に岩魚を釣りに 後編
とゆう事で、道中死にそうになりながらも、どうにか到着した源流域。
ガレた岩とブナの原生林が奥地である事を感じさせます。
ここまで休憩らしい休憩をせずに約3時間歩き通したので、さすがにちょっと休みたかったけれど、
魚の顔を見るまで落ち着かないのは釣りバカの悲しい性!?
さっそく毛鉤を振ります。
小さな落ち込みの先、白泡が消えて流れがゆるくなったあたりで、
毛鉤を巻き込むように出る魚影に合わせるが乗らず。
フックオンはしなかったので、もう一度出るだろうと何度か同じ流れを流すも反応はない。
以外とスレてるかも?と思いはじめる。
その後、最初の一匹はどうゆう所で出たかは覚えていませんが、待望の一匹をゲット。
次はカワイイのが出た。
グローブをしているのは寒いわけじゃなくて、岩場での手の保護です。
さらに魚に直に体温が伝わらなくてグッド!?
この子は綺麗なオレンジベリー。
なかなかの良型も毛鉤に豪快に出てくれた。
分厚い胸鰭がタクマシイ。
釣りたい欲が落ち着いた所で、日当たりの場所を選んで休憩タイム
自作アルコールストーブで粉末のトマトスープを湯に溶かす。
沸騰を待つ間に景色を眺めた。
いや~。
あ~。
ここまで人っ子ひとり会わず。たった一人の沢。
カンパイ!(バカ)
こうゆう「イカニモ」なところでちゃんと出てくれる。
なにより水の美しいこと!
帰りたくなくなる。
暗い流れからは・・・。
黒っぽいイワナ。25cmくらい?
ワイルド。
この子も綺麗だ。
だんだん雲行きが怪しくなって来たので、腹八分目で帰り道も長い事だから引き上げる事に。
あたり前ですが、帰りもこんな道・・。いじめか!?
ようやく危険地帯を脱出して林道に這い上がった所で、喜びのあまりカップラーメンを食いだすバカ。
感動的に旨かった。
今回も釣った岩魚は全てリリース。
純天然魚とも言えるような魚を食べる気がまったく起こらなかった。
とあるフライフィッシングの本に書いてあったのですが、一人一匹でも、500人が渓に入れば、500匹の魚がいなくなる事になると。
その本の著者はその業界では胡散臭さでも有名だとゆう人ですが、言ってる事は正しいとゆうか・・。
難しい問題ですが。
あらゆるアウトドアスポーツ、レジャーで自然に対するローインパクトが叫ばれている今、
自然だけではなく、そこに生きる生き物達にもローインパクトを心がけたいと思いつつ・・・。
(でも蜘蛛の巣ばっかりは苦手です。蜘蛛達スマン)
美しい魚達へ、
しーゆー!
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