どう見ても熊の足跡です。本当にありがとう御座いました。
今年中に一回は行こうと思っていた源流部に行ってきました。
今回は下見も兼ねるので、単独行。オススメはしません。
午前4時に出発する予定が、たま~に発症する「突発的不眠症」の為、
なかなか寝付けずに5時間くらい布団の中でイライラしながらいたのですが、
えいやっと起き上がり、一睡もしないで出発する事に。
出発は午前3時。
真夜中の山道をひた走り、目的地の林道のゲートに到着したのは4時10分。
ネットの情報だと五分五分で開いているとゆう林道のゲートが閉まっていたので、
車を降りて準備をし、ヘッデンを点灯して林道を歩き始める。
予定通り予定外のナイトハイク。
余談ですが、想定外とゆう言葉は人命にかかわる事ではあってはならない言葉だと思います。
夜間行動と言っても4時過ぎに歩き始めたので、次第に空が明るくなってくる。
空が明るくなっても、なかなか日が差し込みません。きっと平地では朝を向かえているんだろう。
歩いても歩いても目的地の半分にも届きませんが、5時30分。ココらでようやく日が差してきた。
気持ちが少し軽くなる。
まだまだ歩き続け、やっとこさ沢へのアプローチとなる登山道の案内看板を見つけたので、ちょっと休憩。
写真は今回の旅の相棒。林道に入ってすぐに見つけた木の枝です。
丁度良い丈だったので杖に。
今気づいたのですが、「杖」とゆう字は、「木」の「丈」ですね。
ついでに相棒も「相性」の合う「棒」なのだった。よく出来てる。
熊鈴を付けてガラガラ鳴らしながら歩いた。
登山道に下りて吊り橋を渡る。
行きは「おお~揺れる~コエー」なんて言って渡っていたのが、帰りは鼻歌混じりで渡れるくらいに。
ココから先の登山道はこんなもんじゃなかった・・・。
キッチリ人一人分(場所によっては人半分分)の登山道。
登山道を塞ぐ倒木。その下は崖となっていて滑落したら大変なことになりそう・・・。
安全な所でたまに上も見る。
「綺麗だな~」
ちゃんと下もみる。
「・・・・」
れっきとした?登山道。
ほんの少し谷の傾斜がゆるくなった所で、踏み跡を見つけて谷へ降りてみる事に。
途中で視界のすみでピョンと飛んだカエルに驚かされる。
こちらを不思議そうにジッと見ていた。
降りた先は深い釜を持つ3段の滝だった。
エメラルドグリーンの水が綺麗で、しばし見惚れる。
滝自体の規模は大きくないので、取り付いてしまえば越えられそうでしたが、
胸まで水に浸からないとアプローチできそうにないので諦めて戻ることに。
ここで気がついたのですが、さっきの踏み跡は高巻いた跡だったようです。
カエルが不思議そうに見ていたのは、「ここを降りて来るやつは初めて見た」って目だったのかしらん。
またこうゆう道をひたすらに歩く。
この辺りから疲労してきたので写真を撮る回数を減らす。
一歩バランスを崩したら、崖を20~30m滑落して沢に着水してしまうだろうから。
もう一回、高巻き道を降りるとゆう失敗を犯して体力気力を大幅に損失し、
しかしながら諦めずに林道を歩いて、ようやく谷が「なんとか降りれるレベル」の傾斜になったのでオリル。
ようやく出会った源流部の第一印象は、こんなもんだろうか?だった。
ちょうど日が陰っていて暗かったのと、人が捨てたと思われるパンの袋があったからだろうか?
とにかく魚の顔が見たい!と思い、休憩もそこそこにパンの袋を拾い、
フェルトソールの靴に履き替え、テンカラ釣りを開始するのだった!
・・・。と今回はここでお仕舞い。
綺麗なイワナ達のとの出会いは遠いのであった!!