【フキノトウと山女】
いつもの秋川釣行。
今回は、午前中に野暮用があったので、野暮ったく済ませてから釣りに行って来ました。
河原に着いたのは、日も高く上がった11時45分。
真冬のようだった3月が終わり、4月に入ってようやく、ポカポカとした日差しの暖かさが感じられるようになりました。
しかし、昨日今日と風が強い!吹く風はまだまだ冷たくて首元から冷やされます。
水中で生活しているので、お外の風なんか関係ない(のかな?)お魚さん達は、
暖かくなって孵化し始めた虫さん達(幼児向けの絵本か)を追ってか、活性高し!
深場から徐々に移動し始めたようです。
同じ川で釣れた山女でも、パーマークの大きいから小さいの。側線が綺麗な赤みを帯びているのや、
パーマークが、バカボンに出てくる保安官の目みたいに、くっ付いてるのがいたりと個性的です。
私には専門的な知識はありませんが、一つ言えるのはどの山女も美しい渓流の宝石で、粗末に扱うなんて事は出来ません。
(余談ですが、編み込みネットは魚体がよく引っかかるので、リリースネットを早急に用意しようと思ってます)
そしてトップの彼。たまたま釣った場所の近くに「ふきのとう」があったので、いっしょに。
魚を持ってズルズル移動した訳じゃないので念のため。
写真を撮って家で調べるまで、この植物が「ふきのとう」だは知りませんでした。
たまたま、緑が欲しいな。と思って手近な植物と一緒に撮った写真が、
偶然にも、春を感じさせる写真となりました。
こんなチビも2匹釣れたけど、写真撮影もそこそこにリリース。
バーブレスなので、ハリを持った手を反して魚からハリを外して、魚体に触れずに逃がしました。
ヘラブナ方式ですね。
山女が6匹ほど釣れて、「今日は、もしやツ抜け出来るのでは?」と思い、欲を出し始めてから調子を崩す(笑)
キャスト決まらず、アワセ決まらずで時間が経ち、「とにかくあと一匹釣って帰ろう」と決めた所で出たのが・・。
マブナみたいな体高に育った、セミワイルドレインボー!
普通、虹鱒の居るはずがない所だったので、掛けた瞬間「尺ヤマメキタ!」と思いました
しかし、上流にダッシュして首振りジャンプ!
・・・・ん?ジャンプ?
引き寄せてみると、25cmほどですが逞しい幅広の虹鱒でした。
元気な虹鱒の引きで、虹ファンは十分満足したので、これにて納竿。
サビも取れ、綺麗な体色に戻った魚達に、春を感じる釣行となりました。
今回の釣果: 山女 6匹 虹鱒 1匹
2012年トータル:山女 24匹 虹鱒 3匹 外道 6匹
(実は3月29日に仕事前釣りにいっていて、そこで、山女1匹、外道1匹 釣ってました)