テンカラ釣りの仕掛けは、地方によって色々と工夫を凝らした仕掛けがあって、
毛鉤釣りに対する、その地域ごとの個性が出ていて、見ているだけで、
「ほー」とか「へ~」と関心する事もあって、中々に面白いものです。
なかには、毛鉤の下に、鮎の友釣りの様なイカリ型のハリをぶら下げ、
毛鉤に興味を持って見に来たけど、毛鉤を見切ってUターンした魚を、それで引っ掛ける。
とゆう仕掛けもありました。
元々は職漁師の釣法なので、効率よく魚を捕らえる為に生まれた発想なのでしょう。
今は、川魚の職漁師として、日々の生計を立てるために釣りをしている人は滅多にいないでしょうから、
釣り人のほとんどは、遊びの為に釣りをしているのだと思います。
釣りは魚を傷つけてしまう遊びなので、なるべく釣り針はカエシのない、バーブレスフックを使いたいものです。
さらに、できるだけ細軸であれば、より好ましいと思います(必要最低限の強度を持っている事が条件ですが)
・・・おお、色んなテンカラ仕掛けがあって、さらに、
その地域ごとに伝えられている、伝統的な毛鉤が気になる!とゆう話のつもりが、脱線しまくってしまった(笑)
で、タイトルのヤマベの伝承毛鉤?ですが、ヤマベ(オイカワ)を専門に狙う職漁師。
とゆう話は聞いた事がないので、ここでゆうヤマベの伝承毛鉤とは、
「オイカワの流し毛鉤仕掛け」に付いている、金ビーズの頭を持った毛鉤の事です。
こいつは中々に歴史が古そうです。
少なくとも、私が中学生の時にはそこらの釣具屋に当たり前のように売っていました。
ベースとなった形は、鮎の毛鉤釣り用の「加賀毛針」でしょう。
そしてその「加賀毛針」を専門につくる、石川県にある、目細八郎兵衛商店とゆうお店は、
創業が、なんと!天正3年(1575年)だとゆうではないか。ハハ~参りました。
話が脱線気味なので簡単に言っちゃうと、この毛鉤仕掛けから、毛鉤を一本外し、
テンカラ用として使ってみよう。とゆう事です。
こうゆう毛鉤です。フライだと、ビーズヘッドニンフになるのかな?
ソフトハックルがパラリと巻いてあります。
ハリス付きの毛鉤なので、チチワ結びかなにかで輪っかを作らないと取り付けが面倒ですが。
水面直下を流れるタイプだと思うので、アタリはラインのたるみで見るようですかね~。
実際にこいつで釣れたら報告します。