一匹しか釣れなかったけど・・・。

mtda

2012年07月10日 09:18


その一匹が良い型だった!

場所は東京都檜原村。
平水、濁りなし。
水温はウェットウェーディングで気持ちよい℃。

決めていた目的地行こうと、一路車を走らせていたところ、
前に遅い車がいたのでイライラしながら走らせるよりは、このあたりで釣りでもするかと予定を変更して適当な場所で車を止める。

さっそく川に下りて釣りを開始。
30分くらいして、釣れてないけどそこそこ反応があるし、「まぁまぁ楽しいか」と遡行を続ける。

話は変わりますが、今回からテンカラ仕掛けのレベルラインを、3号から3.5号へ変更。
3.5号ながらしなやかで、視認性が悪いけど気に入ってしまった。
ラインカラーも薄いピンクになってちょっとカワイイ!?

遡行を続けて出てきたポイントは、二つの流れがぶつかる、いわゆるYパターンとゆうやつで、
セオリーどおりぶつかった先の主流から攻めたところ、ちび魚がパシャと追うが針掛りせず。

そこで、Yパターンの付け根。つまり、Vの上の弛みに毛ばりを投入。
手をいっぱいに伸ばして流れを回避しながら毛ばりを漂わせること5秒くらい。

ふらり、と黒い影がどこからか現れて毛ばりをくわえた!
一呼吸置いて(実際には半呼吸くらいだったような、ちょっとタイミングが早かった)合わせると、
合わせた先でバシャバシャと一暴れ。

これは20cmくらいはあるヤマメだなっ。
と、わりと冷静に引き寄せようとするが、ググっと潜ったままなかなか寄ってこない。

流れにのって手元に下ってきた魚を、糸を手繰り寄せて(テンカラはこれがちょっとめんどい)ネットに入れてみると、
なんと、良型のイワナだった!


ニョロっ

いまいち大きさが伝わりませんね・・。

十分に手を冷やしてから、失礼して持ち上げてみました。



おおっ!

ネットの長辺と同じくらいかややはみ出る位だったので、25cm以上はありそうです。
よく言われる八寸は余裕でオーバーしてます。

あまり期待しないで入った所で、思わぬ魚に出会えました。

良型といっても、秋川では尺ヤマメだとか尺イワナの話も聞くのでまだまだでしょうが、自己新を更新したので嬉しいかぎり。

余談ですが、このイワナ、体に寄生虫がついていたので取ってあげました。
せめてもの感謝の気持ちです。
流れに帰したら元気に戻って行く、このまま抜かれずに尺まで育って欲しいものです。

その後は石の上についた水の滴る先行者の足跡を見つけたので、退渓点まで釣りはするものの、
小さい魚の反応があるだけで、けっきょくこの一匹だけで納竿。

たった4時間でしたが、十分満足のいく釣りでした。







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